一昨日からのぼくの大きなテーマとなった
「見て見ぬふり」。
世の中にはいろいろなことがあって
全てのことを見ることはできないけれど
たまたま近くにいたり
側で起こったことに対して
自分自身がどう向き合うかを考えています。
今日、東横線の電車に乗っていると
横に男子高校生が座りました。
しばらくの間、ぼくと高校生は横に座っていました。
渋谷駅に着く前にその高校生は席をたちました。
数秒して渋谷駅に着いて、ぼくは「よし、行くぞ」と思って立とうとしたら
横の席に学生証が落ちていることに気づきました。
渋谷駅に着いたけれどまだ、ドアが開いていないので間に合う。
そう思って、学生証を持って
高校生の背中をつんつんしました。
ヘッドホンをしていた彼は
「あ、どうも。」と言い、学生証を受け取って、ドアが開いて行ってしまいました。
まだ、ぼくの見て見ぬふりをめぐる旅は始まったばかりです。